DIVIDO 虹の雲の受注受付は終了しました。
次回生産は、秋田県湯沢市ふるさと納税返礼品としてご提供予定です。
DIVIDOに、新たな文字盤のモデルが登場。
URUSHI Series 世界に誇る日本の藝術 - 虹の雲 -
漆は、英語でJapanと呼ばれます。
アジアの国々で漆を使う文化が受け継がれていますが、日本では漆を華やかに彩る加飾の技法が花開き、藝術として発展していきました。
ハンドメイドジャパンを追求するMINASEでは、今回MINASEの原点である秋田の湯沢で800年以上続く伝統工芸「川連漆器」と地産コラボレーション。漆人五人衆の1人である攝津さんが制作する螺鈿細工を文字盤に施し、今までと全く違う表情を持つプロダクトへと生まれ変わりました。
MINASEと川連螺鈿、秋田がつなぐ化学反応
故郷の技が生んだ、マスターピース文字盤
時計ブランド「MINASE」がある秋田県湯沢市は伝統工芸の川連漆器が息づく地域です。今回、MINASEと川連漆の地産コラボレーションが実現しました。川連漆器の名工「漆工房 攝津」が、天然の貝を用いて螺鈿に仕上げた川連螺鈿の文字盤を制作。日本の折り紙の美をもとにケースを設計した「MINASE」の人気モデルDIVIDOに搭載。 DIVIDO漆シリーズ「虹の雲」をリリースしました。
「虹の雲」の魅力は、文字盤に施された螺鈿の光の揺らぎと、奥深い色の変化です。正面から眺めるとピンク色を帯びた輝きが、角度によって緑色に移り変わっていきます。一枚の貝をくり抜いた通常の貝文字盤にくらべて、職人が天然貝の美しいピースを色合わせしながら制作するため、時間も手間もかかります。
MINASE特製桐箱にてお届けします。
期間限定受注モデル
受注期間:2024年10月1日(火)~11月30日(土) <お渡しは2024年12月中旬から順次発送させていただきます>
「虹の雲」は、通常の貝文字盤にくらべて、職人が貝のピースを色合わせしながら制作するため、時間も手間も圧倒的にかかります。 そのため、ご購入希望の方に対して受注期間を設けさせていただきます。
ご購入のお申し込みは、以下より承ります。
・ご予約ページより
・下記取扱店「虹の雲 キャラバン」
尚、K CRAFTWORK JAPAN(東京都台東区上野)では、上記期間常時展示いたします。
受注期間終了後は、地産コラボレーション商品として、秋田県湯沢市ふるさと納税返礼品として継続販売する予定です。
取扱店舗「虹の雲 キャラバン」スケジュール
※店頭で「虹の雲」を直接ご覧いただけます。
川連漆に込めた想い
川連漆器は、秋田県の湯沢地域で800年の歴史を受け継ぐ伝統工芸品です。鎌倉時代、刀の鞘や弓などの武具に漆を塗らせたことを起源としています。国産の木地を挽き、炭で燻す乾燥法、厚みのある花塗り、蒔絵などの加飾において高い技術を誇ります。
その中でも漆工房 攝津 攝津広紀は、川連伝統の「塗り」「蒔絵」の他、螺鈿、琥珀、銀地などの表現技法が高く評価される名工です。常に新しい表現が追求される中、時代と共に“技法”も進化。自然が与えてくれる素材を駆使し、工業製品には表現出来ない真の色艶を追い求めています。
攝津 広紀
秋田県湯沢市に生まれる。
1987年
秋田県立湯沢高校卒業。
1989年
石川県立輪島市漆芸技術研修所 特別専修課程卒業。漆芸家、寺西松太氏に師事。
1992年
石川県立輪島市漆芸技術研修所普通課程を卒業。卒業作品所長表彰受賞。
1993年
金沢にて自営の傍ら加賀蒔絵、金沢仏壇蒔絵を学ぶ。
1999年
秋田へ帰省、蒔絵師の三代目として家業を継ぐ。同時に自ら素地、塗りも手掛ける作品作りも始める。
2001年
チーム匠21のテーブルセット、秋田ワールドゲームの表彰メダルの制作に参加。
2003年
秋田県美術展覧会特選受賞。以後、奨励賞他。川連漆器総合展示会県知事賞受賞。若手職人5人で「漆人五人衆」を結成。秋田、仙台、東京など各地でグループ展を開催。現在も継続中。
2008年
2011年
東京、銀座ギャラリーEcru+HMにて個展。
2015年
あきた食のチャンピオンシップ2015 金賞受賞。