私たちミナセが追い求めるのは、単に時を刻む道具としての時計ではありません。
遥か先、百年後も愛され続ける「腕の上の芸術品」であるために。
私たちが宿す3つの思想
「ザラツ研磨」「MORE構造」「ケースインケース構造」。
その血統を、私たちは畏敬の念を込めて「MINASEイズム」と呼んでいます。
歪みなき「鏡面」の土台をつくる、下地処理への果てなき執念。
高級時計の伝統技法であるザラツ研磨。ミナセにおいて、これは単なる仕上げの工程ではなく、すべてを決定づける最重要の「下地処理」です。
私たちはケースの基盤だけでなく、文字盤、インデックス、さらにはブレスレットの小さな1コマに至るまで、最終仕上げの前に職人の手仕事による徹底的なザラツ研磨を施します。超精密に歪みのない「面」を出し切るこの下地処理があるからこそ、その後の仕上げが究極の輝きへと昇華するのです。
サファイアガラス越しに見るすべてのパーツが、まるで鏡のように周囲の景色を美しく映し出す。触れずとも伝わるエッジのキレと、圧倒的な面の平滑さ。それは、見えない手間にすべてを懸ける、ミナセの美意識の原点です。
極小のねじが繋ぐ、「独立したパーツの集合体」。
日本の伝統工芸「寄木細工」の思想にインスパイアされ、独自の「ねじ止め技術」によって生まれた互換式構造です。
普通なら一体成型にしてしまうブレスレットやケースのパーツをあえて細分化し、ミリ単位の精緻なねじで完璧に噛み合わせる。そこには、私たちの母体である切削工具製造で培った、100分の1ミリをも狂わせない技術が息づいています。
すべてのパーツが完全に独立しているからこそ、傷ついたピンポイントの部品だけをねじで外し、修理・交換することが可能です。この「独立したパーツの集合体」という設計こそが、時計を傷つけることなく、世代を超えて受け継ぐためのミナセの答えです。
2次元から3次元へ。光と影が織りなす「立体美」。
文字盤そのものを一つの独立したケース(容器)と捉え、それを外側のケースのなかに浮かせるように配置する、ミナセを象徴する構造です。
時計を斜めから、あるいは真横から覗き込んだときに広がる、圧倒的な「塊感」と
「立体的な空間(余白)」。あらゆる角度から光が滑り込み、精緻に磨き上げられた
パーツたちがそれぞれに輝きを放つ様子は、まさに腕の上の建築物。ミナセにしか描けない、独自の立体美がここにあります。
すべては、奇跡の1本のために。
「普通なら、そこまでやらない」
その非効率の中にこそ、私たちが守るべきプライドがあります。
卓越した加工精度、途方もない手間、精度を極めた下地処理、そして職人の魂。
そのすべてが調和したとき、時計はただの精密機械を超え、あなたと共に時を刻む唯一無二のパートナーへと変わります。
これが、私たちの誇り。MINASEイズムです。

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