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悠彩
悠彩

Yusai Dial

悠彩(ゆうさい)文字盤

「悠彩文字盤」は、現代美術家である高屋永遠氏とMINASEが共同製作をするMINASEの新たなJAPAN ART COLLECTIONです。
「悠」は、悠久・悠然とした時の流れを象徴し、直線的な時間の経験とは異なり、永遠的で、ゆるやかに循環するような時間の奥行きを表します。
「彩」は、色彩そのものが持つ揺らぎや多層性を意味し、光が反射し、見る角度や環境で異なる表情を見せる彩りは、時間がもたらす「揺らぎの美学」を意味します。
光と色彩の揺らぎを通して時間の奥行きを映し出し、時間の中に潜む不可視の豊かさを体感できる現象的な「悠彩文字盤」が、MINASEが誇るザラツ研磨の輝きを放つ時計ケースの中に収まることで、時のアートが完成します。

「悠彩文字盤」シリーズ

高屋永遠氏は、自ら制作する色材を用い、繊細な色のスペクトラムを画面に重ねることで、光・環境・鑑賞位置によって揺らぎが生じる多層的な絵画空間を創り出します。時間や現象を表現する高屋永遠氏にとって、MINASEとのコラボレーションは創作意欲を刺激するものであり、通常の創作活動と同じ技法同じ色材を使って文字盤1枚1枚に直筆で作品を描くという斬新な取り組みにより、時のアートと時計が共創する世界を生み出しています。
「悠彩文字盤」シリーズは、日本の伝統工芸や現代アートの素晴らしさを世界へ発信するMINASEの新しいJAPAN ARTCOLLECTIONです。MINASEブランド誕生20周年を機に、100年後も語れるモノ創りの新境地を拓いていきます。

悠彩(ゆうさい)文字盤シリーズ

Collaboration Model

新たなJAPAN ART COLLECTION

高屋永遠氏は、自ら制作する色材を用い、繊細な色のスペクトラムを画面に重ねることで、光・環境・鑑賞位置によって揺らぎが生じる多層的な絵画空間を創り出します。時間や現象を表現する高屋永遠氏にとって、MINASEとのコラボレーションは創作意欲を刺激するものであり、通常の創作活動と同じ技法同じ色材を使って文字盤1枚1枚に直筆で作品を描くという斬新な取り組みにより、時のアートと時計が共創する世界を生み出しています。
「悠彩文字盤」シリーズは、日本の伝統工芸や現代アートの素晴らしさを世界へ発信するMINASEの新しいJAPAN ARTCOLLECTIONです。MINASEブランド誕生20周年を機に、100年後も語れるモノ創りの新境地を拓いていきます。

「悠彩文字盤」シリーズ

Lineup

悠彩文字盤シリーズ

SEVEN WINDOWS

~存在するとは別の仕方で

Artist

高屋永遠(たかやとわ)

高屋永遠(たかやとわ)

画家・現代美術家。1992年東京都生まれ。 ロンドン芸術大学セントラル・セントマーティンズにてファンデーションを修了後、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ美術学科卒業。現在は東京を拠点に活動。2022年より資生堂と化粧品原料を用いた絵画表現の共同研究を実施。研究成果展「揺動する絵画空間」を発表し、2024年には芸術科学学科誌にて共著論文「絵画技法の画種横断的な分類」を出版。リサーチなどで訪れた地域固有の土壌や植物、化粧原料などから自作した絵具を生成し、自作の色材を用いた繊細な色のスペクトラムを画面に重ねることで、光・環境・鑑賞位置によって揺らぎが生じる多層的な絵画空間を立ち上げる創作行為を通して、身体性と知覚を媒介に現代絵画の可能性を探究している。

主な個展に、「象ー有と生と無」(Aster Curator Museum、金沢、2025年)、「Phenomena of the infinite」(銀座三越、東京、2025年)、「It calls: shades of innocence」(Lurf Gallery 東京、2024年)、「花信風」(某所[官公庁]、2024-2025年)。グループ展や芸術祭への参加としては、「SUMMER 2025」(鎌倉画廊、神奈川)、「SUMMER SHOW 2024」(レッドカー、英国)、「Chroma Distance」(ポーラミュージアムアネックス、東京、2023年)、「Connecting Dots」(ベルリン、ドイツ、2023年)、「日本国際芸術祭 大阪・関西万博展」(夢洲、大阪、2025年)など。TOKYO gendai、Art Fair Tokyo、Kiaf Seoul、ASYAAF、ART FAIR BEPPUなど国内外のアートフェアにも多数参加。コレクションに、立命館アジア太平洋大学をはじめ企業コレクション多数。2009年に国展入選。

高屋永遠(たかやとわ)
悠彩文字盤

Artist's Message

高屋永遠氏からのメッセージ

普遍的な時の営みそのものを体感できるような時計を創るというコンセプトのもとMINASEさんとのコラボレーションが実現しました。文字盤には、幾層にも重ねられた色彩が織りなすグラデーションと、繊細なパールの輝きの相互作用によって浮遊感が生まれ、神秘的な奥行きと環境によって変化する絵画空間が現れます。
新たにJAPAN ART COLLECTIONのために制作させていただいた作品は、東西の美意識を横断し、日本固有の文化や様式美と工芸的感性に触発されて制作が始まり、MINASEさんの全面的な協力のもと約一年をかけて表現方法を研究して参りました。それは、美術家として追求してきた「物質性」と「時間と空間の生成」が、MINASEさんが培ってきた高い加工技術と、JAPAN ART COLLECTIONの根底にある「時計」の可能性を極限まで引き出そうとする美学と結びついたものです。
このコラボレーションによって生み出された最小の作品たちが、時を刻み続けながらも、お持ちになる方の日々と共にゆらめき、輝きながら人生に寄り添ってほしいと願っています。

高屋永遠
DIVIDO ~罔象<流星雨と幻>

DIVIDO ~罔象<流星雨と幻>

DIVIDOの見る角度によって表情を変える造形、積み重なる多面体による複雑な輝きに呼応するよう、文字盤を見る角度によって異なる色彩が現れるように描き、作品を制作しました。パール材による繊細な輝きと絵の具のグラデーションによって、文字盤の向こうには星雲のようにも、あるいは雪景色のように感じられるような、多層的な絵画空間が現れます。神秘的で高貴な色彩が、このコレクションをお持ちになる方にとって世界があることの神秘そのものに思いを馳せられるような特別な経験を与えてくれることを願っています。

SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で

私の絵画制作の中でも、中心的なシリーズである青のシリーズ「存在するとは別の仕方で」には、何色もの青を使って描くことで不思議な奥行きが生まれます。今回は、MINASEの技巧を象徴するSEVEN WINDOWSの立体的なインデックスが宙空に浮き上がっているように見えるケースインケース構造と共鳴するよう、浮遊感を感じされる青のシリーズを文字盤に描きました。一作、一作には、それぞれ異なる色彩と奥行きが生まれている本コレクション。身に纏う環境の光の変化によって、多様な表情を魅せる色彩との一期一会を味わっていただけたら幸いです。
SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で
FIVE WINDOWS MID ~多元論者の庭

FIVE WINDOWS MID ~多元論者の庭

日本庭園にインスパイアされたWINDOWSは内と外をつなぐ特別な窓。ひとりひとりの特別で豊かな記憶に寄り添う「桜」のシリーズを元に、文字盤に描きました。幾層にも塗り重ねた色彩のグラデーションは、WINDOWSに差し込む光と調和し、水面の揺らぎと微風によって揺れる桜の気配を感じられるように描かれています。全体として碧色に染められた作品の絵画空間は、コレクションをお持ちになる方に優美で神秘的な経験と安らぎを常に与えてくれる存在として日常に寄り添います。

DIVIDO

罔象<流星雨と幻>

DIVIDOの見る角度によって表情を変える造形、積み重なる多面体による複雑な輝きに呼応するよう、文字盤を見る角度によって異なる色彩が現れるように描き、作品を制作しました。パール材による繊細な輝きと絵の具のグラデーションによって、文字盤の向こうには星雲のようにも、あるいは雪景色のように感じられるような、多層的な絵画空間が現れます。神秘的で高貴な色彩が、このコレクションをお持ちになる方にとって世界があることの神秘そのものに思いを馳せられるような特別な経験を与えてくれることを願っています。

DIVIDO ~罔象<流星雨と幻>
SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で

SEVEN WINDOWS

存在するとは別の仕方で

私の絵画制作の中でも、中心的なシリーズである青のシリーズ「存在するとは別の仕方で」には、何色もの青を使って描くことで不思議な奥行きが生まれます。今回は、MINASEの技巧を象徴するSEVEN WINDOWSの立体的なインデックスが宙空に浮き上がっているように見えるケースインケース構造と共鳴するよう、浮遊感を感じされる青のシリーズを文字盤に描きました。一作、一作には、それぞれ異なる色彩と奥行きが生まれている本コレクション。身に纏う環境の光の変化によって、多様な表情を魅せる色彩との一期一会を味わっていただけたら幸いです。

FIVE WINDOWS MID

多元論者の庭

日本庭園にインスパイアされたWINDOWSは内と外をつなぐ特別な窓。ひとりひとりの特別で豊かな記憶に寄り添う「桜」のシリーズを元に、文字盤に描きました。幾層にも塗り重ねた色彩のグラデーションは、WINDOWSに差し込む光と調和し、水面の揺らぎと微風によって揺れる桜の気配を感じられるように描かれています。全体として碧色に染められた作品の絵画空間は、コレクションをお持ちになる方に優美で神秘的な経験と安らぎを常に与えてくれる存在として日常に寄り添います。

FIVE WINDOWS MID ~多元論者の庭

New Product Story

時のもつ価値をアートに。

高屋永遠さんと初めてお会いした日、「忘れかけている原始的な時間、それぞれの人が本来持っている時間」といった制作の想いをお聞きし、心の中に衝撃が走ったことをはっきりと憶えています。単にアート作品として文字盤を制作していただくのではなく、高屋永遠さんの思想と感性によって時計そのものの価値を再構築していただきたい。そして、その作品はこれまでMINASEが工藝の名工と紡いできた “JAPAN ART COLLECTION” のシリーズに新しいビジョンをもたらすと確信しました。高屋永遠さんご自身がMINASEのWINDOWS、DIVIDOといったモデルのデザインフィロソフィーである日本固有の間(ま)を表現したケース構造に共鳴されたことで今回のコラボレーションが実現しました。ご覧いただくMINASEウォッチの文字盤は時計を眺める角度によって様々な表情が生まれ、人の心に刻々とした変化をもたらす。宇宙の時の流れを歯車で刻む機械式時計が、それぞれの人がもつ時の価値を甦らせる。皆さまの記憶に刻まれた時を呼び醒ましていただけたら幸いです。

MINASE代表 鈴木豪談

New Product Story

高屋永遠

時のもつ価値をアートに。

高屋永遠さんと初めてお会いした日、「忘れかけている原始的な時間、それぞれの人が本来持っている時間」といった制作の想いをお聞きし、心の中に衝撃が走ったことをはっきりと憶えています。単にアート作品として文字盤を制作していただくのではなく、高屋永遠さんの思想と感性によって時計そのものの価値を再構築していただきたい。そして、その作品はこれまでMINASEが工藝の名工と紡いできた “JAPAN ART COLLECTION” のシリーズに新しいビジョンをもたらすと確信しました。高屋永遠さんご自身がMINASEのWINDOWS、DIVIDOといったモデルのデザインフィロソフィーである日本固有の間(ま)を表現したケース構造に共鳴されたことで今回のコラボレーションが実現しました。ご覧いただくMINASEウォッチの文字盤は時計を眺める角度によって様々な表情が生まれ、人の心に刻々とした変化をもたらす。宇宙の時の流れを歯車で刻む機械式時計が、それぞれの人がもつ時の価値を甦らせる。皆さまの記憶に刻まれた時を呼び醒ましていただけたら幸いです。

MINASE代表 鈴木豪談

About MINASE

MINASEについて

MINASE
「MINASE」の原点は、ブランドのシンボルに掲げるドリル。金属のもつ精密さと美しさを極限まで引き出す切削・研磨技術をもつ高性能工具メーカーのKYOWAが情熱を惜しむことなく注いで完成させた芸術作品が時計ブランド「MINASE」です。MINASEの美しさは、大胆にして緻密。これまで世界中の時計ブランドが想像すらできなかった 超立体的なデザインを考案し、なおかつ、研磨マシンのバフが届かない細かな断面までも磨きあげるための構造を創りだしました。「MINASE」の時計は、ハンドメイドの集合体。技術がなければ、出発点にすら立てない。技術があっても、情熱と時間を費やさなければ完成しない。大量生産が不可能なものが放つ存在感、先進性と芸術性を 兼ね備えた究極のインダストリアルデザインを待ち望むオーナーが世界にいることを信じて時計を創り続けます。

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数量限定受注モデル ご予約受付

ご予約開始日

2025年8月22日(金) 20:00 (PM8:00)~ (JST)

店頭販売日

2025年9月25日

販売本数

世界限定77本

下記、ご予約フォームよりお申し込みください。
お渡しは2025年9月25日より順次発送させていただきます。
※各特典は10月下旬頃から順次発送予定

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