OUR STORY

ドリルメーカーの誇り

MINASEの原点は、ブランドのシンボルに掲げるドリル。
金属のもつ精密さと美しさを極限まで引き出す切削・研磨技術をもつ高性能工具メーカーのKYOWAが、情熱を惜しむことなく注いで完成させた芸術作品が時計ブランドMINASEです。

MIINASEの美しさは、大胆にして緻密。
これまで世界中の時計ブランドが想像すらできなかった 超立体的なデザインを考案し、なおかつ、研磨マシンのバフが届かない細かな断面までも磨きあげるための構造を創りだしました。

MINASEの時計は、ハンドメイドの集合体。
技術がなければ、出発点にすら立てない。
技術があっても、情熱と時間を費やさなければ完成しない。

大量生産が不可能なものが放つ存在感、先進性と芸術性を 兼ね備えた究極のインダストリアルデザインを待ち望むオーナーが世界にいることを信じて時計を創り続けます。

2017年、私たちは、コレクションを携えて時計界の最高峰の地スイスで自分たちの是非を問いました。

工具メーカーが時計を創るなどスイスにも前例はない。
しかし、この時計を眺めれば、その背景にある 高度な技術と途方もない情熱のストーリーが伝わってくる。スイスをはじめ欧州市場の心をつかみとる魅力があふれている。

この予言の通り、MINASEは、時計コレクターの心をつかみ、世界が日本に期待するハンドメイドを象徴する存在として成長を遂げました。
ドリルメーカーという原点、それが私たちの誇りです。

精密のテロワール

MINASEは、東京から600km離れた秋田県の皆瀬(みなせ)で生まれました。
針葉樹の美しい森、清らかな川の流れ、冬は雪に閉ざされる気候、それらは偶然にもスイスのジュラ山脈の小さな村々の景色と似ています。

時計づくりにおけるテロワール。
ワインで言うところの土地のもつ自然環境、風土、文化が味や香りに個性を生み出すのだとすれば、 ジュラの町々と同じく、皆瀬の人々にも精密な作業と 向き合いつづけるテロワールが備わっていると言えるのかもしれません。

日本には古来より、金属を鍛えて光を生み出すという 文化が受け継がれてきました。
MINASEの時計パーツの中には、熟練の職人が作業しても1個を完璧に磨きあげるには90分かかるものがあります。
なぜ、極限まで技を追い込めるのか。精神力の源はどこから来るのか。
その答えは、精密のテロワールが皆瀬に息づいているからとしか言えません。

MILESTONE

1943年
初代社長 鈴木耕一、秋田県羽後町仙道に生まれる
1963年
ドリル製造工場を東京都江戸川区に設立
1964年
時計製造のための段付きドリルを開発 (段付きドリルはMINASEのシンボルマークに採用)
1973年
秋田県湯沢市皆瀬に工場を建設。時計ケースを製造する
1990年
高性能工具ブランドKYOWA開始
2001年
自社製時計ブランドの開発をスタート
2005年
MINASE 1st. コレクション発表(M1、M2)
2008年
M3発表
2011年
Hizシリーズ FIVE WINDOWS、HORIZON発表
世界取扱いスタート
2013年
HiZシリーズ DIVIDO発表
2015年
FIVE WINDOWS、HORIZON、DIVIDOをMINASEロゴで発表
2017年
FIVE WINDOWS MIDSIZE、HORIZON MIDSIZE発表
2018年
SEVEN WINDOWS発表 HORIZON ver.2.0、DIVIDO ver.2.0発表
世界取扱いスタート
2023年
Urga42、Urga31、Luna Arch発表

世界へ羽ばたくMINASE。

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