原点、ドリル、ケースメーカー。
何故、時計を創ろうとしたのか。
切削工具メーカーとして産声を上げた私たちが、段付きドリルをきっかけに、ケースメーカーにもなり、ケース製造とザラツ研磨の高度な技を磨く中でMINASEが世界に問いたかったもの。それは、切削技術を魅せ、研磨を魅せ、どのように作ったのかが想像すらできないものをじっくりと眺めて愉しんでほしいという純粋な思いです。
原点、ドリル、ケースメーカー。
何故、時計を創ろうとしたのか。
切削工具メーカーとして産声を上げた私たちが、段付きドリルをきっかけに、ケースメーカーにもなり、ケース製造とザラツ研磨の高度な技を磨く中でMINASEが世界に問いたかったもの。それは、切削技術を魅せ、研磨を魅せ、どのように作ったのかが想像すらできないものをじっくりと眺めて愉しんでほしいという純粋な思いです。
ドリルメーカーの誇り
MINASEの原点は、ブランドのシンボルに掲げるドリル。
金属のもつ精密さと美しさを極限まで引き出す切削・研磨技術をもつ高性能工具メーカーのKYOWAが、情熱を惜しむことなく注いで完成させた芸術作品が時計ブランドMINASEです。
MIINASEの美しさは、大胆にして緻密。
これまで世界中の時計ブランドが想像すらできなかった 超立体的なデザインを考案し、なおかつ、研磨マシンのバフが届かない細かな断面までも磨きあげるための構造を創りだしました。
MINASEの時計は、ハンドメイドの集合体。
技術がなければ、出発点にすら立てない。
技術があっても、情熱と時間を費やさなければ完成しない。
大量生産が不可能なものが放つ存在感、先進性と芸術性を 兼ね備えた究極のインダストリアルデザインを待ち望むオーナーが世界にいることを信じて時計を創り続けます。
工具メーカーが時計を創るなどスイスにも前例はない。
しかし、この時計を眺めれば、その背景にある 高度な技術と途方もない情熱のストーリーが伝わってくる。スイスをはじめ欧州市場の心をつかみとる魅力があふれている。
この予言の通り、MINASEは、時計コレクターの心をつかみ、世界が日本に期待するハンドメイドを象徴する存在として成長を遂げました。
ドリルメーカーという原点、それが私たちの誇りです。
精密のテロワール
MINASEは、東京から600km離れた秋田県の皆瀬(みなせ)で生まれました。
針葉樹の美しい森、清らかな川の流れ、冬は雪に閉ざされる気候、それらは偶然にもスイスのジュラ山脈の小さな村々の景色と似ています。
時計づくりにおけるテロワール。
ワインで言うところの土地のもつ自然環境、風土、文化が味や香りに個性を生み出すのだとすれば、 ジュラの町々と同じく、皆瀬の人々にも精密な作業と 向き合いつづけるテロワールが備わっていると言えるのかもしれません。
日本には古来より、金属を鍛えて光を生み出すという 文化が受け継がれてきました。
MINASEの時計パーツの中には、熟練の職人が作業しても1個を完璧に磨きあげるには90分かかるものがあります。
なぜ、極限まで技を追い込めるのか。精神力の源はどこから来るのか。
その答えは、精密のテロワールが皆瀬に息づいているからとしか言えません。
MILESTONE
1943年
創業者 鈴木耕一、秋田県羽後町仙道に生まれる
1963年
東京都江戸川区に切削工具会社を設立
1964年
時計ケースのりゅうず穴あけ加工用の段付きドリルがヒット
1967年
会社を千葉県柏市に移転
1973年
秋田県湯沢市に工場を新設、時計ケースの製造を開始
1983年
秋田県雄勝郡羽後町に工場(現:切削工具工場)を新設
1988年
子会社「ポリィア・プレシジョン株式会社(現:皆瀬工場)設立
高級腕時計ケース・腕時計の製造販売の本格始動を開始する
1993年
完成時計のOEM事業を開始
2001年
自社製時計ブランド(MINASE)の開発をスタート
メタルブレスレットの内製化を開始
2005年
MINASEブランド ファーストモデルGREADY(M1)発表
マスタークラフトシリーズM2発表
2008年
マスタークラフトシリーズM3発表
2011年
Hizシリーズ(FIVE WINDOWS、HORIZON)発表
百貨店、専門店での取り扱い開始
2013年
HiZシリーズ(DIVIDO)発表
2014年
鈴木豪、二代目社長に就任
革ストラップの内製化を開始
2015年
文字盤のロゴをHiZからMINASEに変更
2017年
FIVE WINDOWS MIDSIZE、HORIZON MIDSIZE発表
海外展開を欧州から開始
2018年
SEVEN WINDOWS発表
HORIZON ver. 2.0、DIVIDO ver 2.0発表
2023年
URUGA42、URUGA31、Luna Arch発表
2024年
MSストラップ発表